2023.10.06

おすすめ資料 第562回 本学ロシア学科卒業生による訳書

本書は2022年2月以降の戦争についてではなく、ウクライナという国を概観する
ための資料として、2010年に書かれたものです。
15年前に通訳案内士としてウクライナ人の夫妻をガイドした訳者(織田桂子氏)は、
その夫妻と手紙のやり取りをするようになり、のちに奥様である筆者から原著の
寄贈を受けたそうです。
2022年2月24日のウクライナ侵攻があってから、この本を日本語に翻訳しなければ
という訳者の使命感により、本書が日本で刊行されるに至りました。
著者と訳者の思いが詰まった本書を、是非手に取ってみてください。

2023年10月6日(崎)