【1】成績評価基準の基本方針

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成績評価基準について、基本方針を次のとおりとする。

授業の合否判断基準

ディプロマ?ポリシー及びカリキュラム?ポリシーに則した到達目標、成績評価方法をシラバス等で学生に周知し、その到達目標を達成したか否かにより、履修した授業の合否を決定する。

区 分 基 準
合 格 到達目標を達成している。
不 可 到達目標を達成していない。

成績評価の基準

成績評価の基準は次のとおりとする。なお、評点は100点を満点とする。

【2023 年度以前入学生】

合 否

成績
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評 点

定 義

GP

合格

100点以下
~90点以上

各授業科目で定めた到達目標を、特に優れた水準で達成している

4.5
~3.5

90点未満
~80点以上

各授業科目で定めた到達目標を、優れた水準で達成している

3.4
~2.5

80点未満
~70点以上

各授業科目で定めた到達目標を、良好に達成している

2.4
~1.5

70点未満
~60点以上

各授業科目で定めた到達目標を、最低限達成している

1.4
~0.5

不合格

不可

60点未満

各授業科目で定めた到達目標を、達成していない

0

【2024年度以降入学生】

合否

成績
表示

評点

定義

GP

合格

S

100点以下
~90点以上

各授業科目で定めた到達目標を、特に優れた水準で達成している

4.5

3.5

A

90点未満
~80点以上

各授業科目で定めた到達目標を、優れた水準で達成している

3.4

2.5

B

80点未満
~70点以上

各授業科目で定めた到達目標を、良好に達成している

2.4

1.5

C

70点未満
~60点以上

各授業科目で定めた到達目標を、最低限達成している

1.4

0.5

不合格

F

60点未満

各授業科目で定めた到達目標を、達成していない

0

  • 原則として試験等で評価のうえ、学則及び履修規則に定められた所定の単位が与えられます。詳細は各科目により異なりますので、シラバスに記載の「評価の方法?基準」を参照してください。
  • 学科専攻語学、兼修語学及び「スポーツ方法1」、「スポーツ方法2」については、科目ごとにその全授業時数の2分の1以上出席しなければ単位を与えられません。(履修規則第14条他)
  • ただし上記は最低条件であり、それ以外の科目を含め個々の授業での出席条件については、各科目のシラバスもしくは授業での教員からの指示を確認してください。

【2】GPAについて

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本学でのGPA計算式は以下のとおりです。

GPの算出方法

 GP =(評価点 - 55)/ 10 (評価点<60点のときGP=0)

   [例:評価点が80点のときGP=2.5、評価点60点のときGP=0.5]

GPAの算出方法


  GPA = Σ(各科目のGP×その科目の単位数)/総単位数

   ※小数第3位を四捨五入
   ※ただし、2016年度以前の入学生は「不可」は、総単位数に含めません。

概要と注意点

  • GPAは、原則として全科目を対象とします。ただし、単位を認定された科目(他大学での履修、海外留学、転部等の理由は問わない)は、対象に含めません。
  • 上書き制度???専攻ロシア語?中国語?イスパニア語のⅠ?Ⅱ階程の一括認定科目については、上書き制度が認められます。不可となった授業科目を次年度以降に再度履修して単位が修得できた場合、不可であった成績に上書きすることができます。ただし、不正行為などの理由により不可となった場合、上書き制度は適用されません。
  • 複数回認定科目???複数回認定科目も、通常の科目と同様に各回個別にGPA対象とします。なお、複数回認定科目について、新しい成績を以前に修得した同名の科目の成績に上書きすることはできません。
  • 休学者について???年度途中に休学した学生については、通年科目及び休学期間中の半期科目の履修登録を削除するため、不可とはならずGPAには影響しません。
    ただし、通年科目に関して成績通算を利用する場合は、復学後の成績評価に休学前の前期成績が影響します。
  • その他注意点
    ?分母の総単位数には不可となった科目の単位数が含まれるため、成績が不可となった授業科目があると、分母が大きくなる分だけGPAが低くなります。これを防ぐために、履修中止制度を利用しましょう。
    ?評価点は学生には公表されないため、学生自身でGPA計算はできません。

【3】進級要件

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本学では、4年生を除く全学年、全学生を対象に後期試験終了時に進級判定行います。その要件は各学科の専攻語学の成績をもとに以下の基準で決定します。

英米学科(履修規則第10条第2項以下に定める)

  • (専攻語学)I,II,III及びIVの階程を順次履修し、I,II及びIIIの階程ではそれぞれ12単位、IVの階程では8単位を履修するものとする。
  • Iの階程は半期科目に1単位、通年科目に2単位を与え、IIの階程では通年科目に2単位を与え、III及びIVの階程は半期科目に2単位、通年科目に4単位を与える。
  • I階程の科目のうち8単位を取得すればII階程に進むことができる。
  • I階程の全科目の単位を取得した上で、II階程の科目のうち8単位を取得すればIII階程に進むことができる。
  • II階程の全科目の単位を取得した上で、III階程の科目のうち8単位を取得すればIV階程に進むことができる。
  • I,II,III及びIVの階程で単位を取得できなかった科目があるときは、その科目を次年度に再び履修して単位を取得しなければならない。II階程に進級できなかった者は、単位を取得できなかったI階程の科目に加えてII階程の科目を、また、IV階程に進級できなかった者は、単位を取得できなかったIII階程の科目に加えてIV階程の科目を、それぞれ履修することができる。ただし、各年度において取得できる単位の合計は12単位を超えることができない。

ロシア?中国?イスパニア学科(履修規則第13条第2項以下に定める)

  • (専攻語学)I,II,III及びIVの階程を順次履修するものとする。
  • I階程の6科目全てを取得すればII階程に、II階程の6科目全てを取得すればIII階程に進むことができる。
  • III階程の科目のうち4科目(8単位)以上の科目を修得すればIV階程に進むことができる。
  • I及びIIの階程は各階程ごとに一括して12単位を与え、III及びIVの階程は各科目に細別して、科目ごとに2単位を与える。
  • I,II,III及びIVの階程で単位を取得できなかった科目があるときは、その科目を次年度に再び履修して単位を取得しなければならない。IV階程に進級できなかった者は、単位を取得できなかったIII階程の科目に加えてIV階程の科目を、それぞれ履修することができる。ただし、各年度において取得できる単位の合計は12単位を超えることができない。

国際関係学科(履修規則第14条第2項以下に定める)

  • (専攻語学)I,II,III及びIVの階程を順次履修するものとする。
  • I階程の科目のうち3科目の単位を取得すればII階程に進むことができる。
  • I階程の全科目の単位を取得した上で、II階程の科目のうち3科目の単位を取得すればIII階程に進むことができる。
  • III階程に進んだ翌年度にIV階程に進むことができる。
  • 各階程は各科目に細別して、科目ごとに2単位を与える。
  • I,II,III及びIVの階程で単位を取得できなかった科目があるときは、その科目を次年度に再び履修して単位を取得しなければならない。

第2部英米学科(第2部履修規則第12条第2項以下に定める)

  • (専攻語学)I,II,III及びIVの階程を順次履修し、I及びIIの階程ではそれぞれ10単位、III階程では12単位、IV階程では8単位を履修するものとする。
  • Iの階程は半期科目に1単位、通年科目に2単位を与え、IIの階程では通年単位に2単位を与え、III及びIVの階程は半期科目に2単位、通年科目4単位を与える。
  • I階程の科目のうち6単位を取得すればII階程に進むことができる。
  • I階程の全科目の単位を取得した上で、II階程の科目のうち6単位を取得すればIII階程に進むことができる。
  • II階程の全科目の単位を取得した上で、III階程の科目うち8単位を取得すればIV階程に進むことができる。
  • I,II,III及びIVの階程で単位を取得できなかった科目があるときは、その科目を次年度に再び履修して単位を取得しなければならない。II階程に進級できなかった者は、単位を取得できなかったI階程の科目に加えてII階程の科目を、また、IV階程に進級できなかった者は、単位を取得できなかったIII階程の科目に加えてIV階程の科目を、それぞれ履修することができる。ただし、各年度において取得できる単位の合計は、I及びII階程においては10単位、III及びIV階程においては12単位を超えることができない。

【4】卒業認定の基準について

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卒業必要単位

本学を卒業するためには少なくとも4年間在学し、各学科ごとに定める下記の分野の授業科目について必要単位を修得しなければなりません?

新カリキュラム(2021年度以降の入学生に適用)

学科
分野 学部英米?ロシア?
中国?イスパニア
国際関係 第2部英米
専攻語学 44 24 40
兼修語学(必修語学) 8 8 8
学科基礎科目 12 8 12
全学共通科目 ※1 16 12 12
コース科目 20 主 28
副 20
20
研究指導?卒業論文 ※2 16 16 16
自由選択単位 8 8 16
卒業必要単位数 124 124 124

旧カリキュラム(2020年度以前の入学生に適用)

学科
分野 学部英米?ロシア?
中国?イスパニア
国際関係 第2部英米
専攻語学 44 24 40
兼修語学(必修語学) 8 8 8
学科基礎科目 12 12 12
国際関係学科専門科目 40
全学共通科目 ※1 16 16 12
コース科目 20 20
研究指導/卒業論文指導?卒業論文※2 16 16 16
自由選択単位 8 8 16
卒業必要単位数 124 124 124

注意事項

  • 全学共通科目は、人文、社会科学、自然?人間科学領域からそれぞれ少なくとも1科目を履修しなければなりません。
  • 2009~2020年度入学の国際関係学科以外の学生で卒業論文を書かない場合は、所属するコース科目からさらに8単位履修しなければなりません。

単位について

本学では「単位」については以下のとおり定めています。
単位とは、学修量を示す基準であり、1年の学修期間は15週又は、30週が基準です?それに加え、半期に一度の定期試験を設けています。各授業科目ごとに定められた単位を修得し、学則に定められた単位数を修得すれば卒業の資格が与えられます?

専攻語学?兼修語学 毎週1回30週の授業で2単位
講義科目(通年科目) 毎週1回30週の授業で4単位
講義科目(前期?後期科目) 毎週1回15週の授業で2単位
教育実習(事前?事後指導を含む) 2週間の実習+事前?事後学習で3単位
3週間の実習+事前?事後学習で5単位

※上記の表に定期試験は含めていません。

注意事項

  • 学部?第2部英米学科1年の専攻英語の発音?文法はそれぞれ毎週1回15週の授業と半期に一度の定期試験で1単位。
  • 学部?第2部英米学科3?4年の専攻英語は毎週1回30週の授業と半期に一度の定期試験で4単位。

【5】卒業論文審査基準

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本学では、次の基準を満たす卒業論文に単位を授与します。

神戸市外国語大学?卒業論文審査基準